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新人研修はつらいよ!2-2「研修嫌いの訳。その2」

研修嫌いの訳、その2、です。

こんにちは。
Shinjiです。


前回の続き)


人は、
自分が気にするほど自分のことを気にしていない、
ということに、
私は気づきました。


特に、新人研修という場では、
皆自分のことで精一杯だったような気がします。
とても、人のことなど気にする余裕などないと感じます。


つまり、
よほどのことでない限り、
そんなに気にすることはないのだと、
私は自分の心の声に少しだけ気づいたのでした。

少しだけというのは、
そうはいっても、
その後も気にすることは無尽蔵に出てきましたので(笑)。


でも、
そんなことを繰り返すうちに、
だんだんと自分の心の声をそのまま受け止めるように、
いつの間にかなってきたような気がします。



気になることがあるとき、
まずは、
「ああ、自分は今、あのことを気にしているんだな」と、
そのまま心の声を聴くようにしてみてください。


そのまま受け止めるだけで、
「なぜそんなこと気にするのか」、
「なぜ自分はそうなんだろうか」など、
自分を批判するようなことは必要ないのです。


自分を客観化できるだけで、
きっと事態は、
スピードの違いはあるかもしれませんが、
少しずつ改善していきます。


あせらず、
ゆったりと、
自分の声を聴くようにしてみたらいかがでしょう。

ではまた。


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新人研修はつらいよ!2-1「研修嫌いの訳。その1」

研修嫌いの訳、その1、です。

こんにちは。
Shinjiです。


私が新人として企業に入社したのは、
今からおよそ30年ほど前になります。

入社して最初に受けた新人研修のおかげで、
私は研修というものが大嫌いになりました。

その私が、
もう20年以上も研修の担当として仕事をしています(笑)。

私自身も不思議なのですが、
今考えてみると、
これも「聴く」ことに関係があるような気がしています。


何故私が研修嫌いになったかというと、
最初のマナー研修で、
屈辱といってもいいくらいの恥をかいたからです。

でも、
それも今考えてみると、
なんてことはない、
新人なんだからしょうがない、
と思えるくらいのことなのですが、
その当時は、
社会人としてもうやっていけないのでは、
というくらいの大げさな落ち込みを経験したのでした。


その内容は、
新人150名を10名くらいのグループに分けて、
電話応対の寸劇を作り、
全員の前で発表して、
その後全員の手上げで順位を決めるという、
グループ対抗の競争でした。


グループ対抗の寸劇の役を決めるのですが、
すったもんだでどういうわけか、
私がそのグループの主演となってしまいました。


私は精一杯やったつもりなのですが、
大勢の、まだ顔も名前も知らない同期たちの前で、
完全にあがってしまい、
自分でも何をしゃべっているのか分からなくなるほど、
頭の中が真っ白のまま、
自分のグループの発表は終了しました。


結果は、
10グループ中10位。


グループの仲間はそれなりに私に優しい言葉をかけてはくれましたが、
その優しさも、自分が恥かかなくて良かった、という、
そんな自己本位な満足感からくる言葉に感じられて、
素直に受け取ることはできませんでした。


屈辱感いっぱいの、
なんともみじめな社会人のスタートでした。


しかし、
その後しばらくして、
その時の話を同期としていると、
ほとんどの人間はその寸劇の結果など覚えていないのでした。


このことから、
私はあることに気づいたのでした。


(続く)

テーマ : 研修・・・ - ジャンル : 就職・お仕事

新人研修はつらいよ!1-4「遅刻を叱る!その4」

(前回の続き)

上司は私に言いました。

「お前があんな大声出すとは思わなかった。
いや、いいもの見せてもらったよ。」

からかい半分、本音半分のような、
顔に笑みを浮かべながらそう言った後、
上司は少し真顔になって、
小さな声で私に言いました。


「お前、
あれは俺のフレーズだぞ!」


この人何を言っているだろう、と、
初めは全然分かりませんでした。


私の顔をまじまじと見つめる上司の顔を見ながら、
「ああ、そうか」
と思いつきました。


以前、新人たちが講義時間が始まっても騒いでいたとき、
上司は怒って大声を出して叱りました。

「もうあなたたちは社会人なんだ。
その自覚を持ちなさい。
遊びじゃないんだぞ!」


その上司の怒ったときの言葉を、
私はそのまま、咄嗟に使ったのでした。


でも、
俺のフレーズと言われても…。

きっと、
私が使った状況が、
より劇的だったのでしょう。

上司は少々嫉妬したのかもしれない、
と思いながら、
「すんません。
使わせていただきました」
と一言伝えますと、
上司は、満足したように、
「まあ、お前に免じて許可する!」
と、訳の分からないまま、
その場は収まりました。



その後も講義は淡々と進んでいきました。

何となく新人たちの視線がまぶしいような感じを受けながら、
妙な緊張感は続いていましたが、
不思議と、新人たちとの距離がだんだん近づいていくような気がしました。


これを機会に、
私は、新人研修の最初は、
できるだけ自分をオープンにするようになりました。


本気で怒ったときの感情が、
研修担当という、少々上から教えるという立場から、
私自身を、新人のところまで、いい意味で下ろしてくれたような気がします。


その後の研修でも感じることですが、
確かに経験はこちらのほうが勝っているかも知れませんが、
だからといって、人格も人間性もこちらのほうが勝っているとはいえない。


叱るときには叱らなければなりませんが、
そのためには、こちらのやっていることも、
相手に納得のいくことでなければならない。

何よりも、まず、自分自身が自分の弱さや強さ、
いいところ悪いところを受け入れなければ、
新人の前で偉そうに経験など語れない、
という思いがあったような気がします。

自分が弱い人間なら、
新人だって同じように、弱いところも当然あるし、
そこをこちらが受け入れて、
社会で通用するように育てる、
それが、新人研修担当の第一の役割だろう、
そう思いました。


しかし、
本当に人を育てるのは難しい。
まだまだです。

新人研修はつらいよ!1-3「遅刻を叱る!その3」

(前回の続き)

遅刻してきた新人2人を、
怒りの感情に任せて大声を出したのですが、
その後の1時間の講義は、
本当に辛かったです。


何事も無かったかのように、
いつものように淡々と講義を進め、
時折質問、投げかけ、笑いを取る、など、
よくぞやったものだと、
自分ながらたいしたもんだと尊敬(笑)してしまいます。


今でこそ、
遅刻した新人への対応は慣れたものですが、
当時は、
新人研修担当として、
自分はまだそれこそ新人でしたので、
その見た目の落ち着きは、
今の自分からみてもなかなかのものでした(完全に自分では美化してます(笑))。


1時間後、
やっと休憩に入り、
研修室の隣にあるスタッフルームに入ると、
当時の私の上司と、
研修室で勉強している新人と同期のスタッフの女性が、
なんとも言えない笑顔で迎えてくれました。

上司は、
「お前がどんな対応するか、
 わくわくしてみてたよ」
なんてお気楽なことを言いました。

実は、
スタッフルームの小さな窓から、
マジックミラーを通して、
研修室が覗けるのでした。

「まったく、
人の気も知らないで。
こっちは生きた心地もしませんでしたよ。
はぁ~」
と、ため息だけしか出ませんでした。

新人たちの目から早く逃れたい、
一刻も早くこの場から立ち去りたい、
と念じながら講義をしていたので、
スタッフルームに入ったときの安堵感は、
格別の感があったと同時に、
あぁ、あと少しでまた研修の場へ戻らなければならない、
というプレッシャーに押しつぶされそうでした。

この経験から、
研修というのは、
講師と受講生との、
相互の成長の場であるという信念みたいなものが、
研修担当としての自分の生き方の基本になっている気がします。


大声で新人をどなって、
いたたまれない時間を過ごした後、
スタッフルームでほっと一息ついていたら、
当時の上司から、
思いがけないことを言われました。

(つづく)

新人研修はつらいよ!1-2「遅刻を叱る!その2」

(前回の続き)


寝坊して遅れてくる新人2人を、
他の新人50人と一緒に、
研修室でじっと待つ私。

腕を組み、
顔つきがだんだんこわばってきます。

自分でもはっきりとわかるほど、
心臓はどきどきし、口の中が乾き、
緊張が極限まで達してました。


やがて、遠くから、
廊下を走ってくるくつの音が、
だんだん近づいてきて、
研修室のドアが、
なにかの始まりを告げるかのように開きます。



「すみませんでした!」

走ってきた2人が、
研修室に入るなり言い、
下を向いたまま自分の席につこうとした、
その時でした。


「ばかもの!
何時だと思っているんだ!
遊びじゃねえんだーっ!」


この突如出てきた、
自分でも想像もつかなかった言葉については、
後ほどお話するとして、
この時の私は頭の中が真っ白でした。


怒りと、大声を出したという、
恥ずかしさに近いやり場のなさと、
普段は割りと優しいイメージで通っていた(と自分では思っていますが)、
自分に対する新人たちの印象が崩れ、
自分のそれまで築いてきたアイデンティティのようなものが、
目の前で崩れていくのを感じました。

その場から、いち早く逃げ出したかったのですが、
講義を放棄するわけにはいきません。


無理やり、に近いものがありましたが、
いつものように、顔に笑顔を浮かべ、
講義を始めました。


このときの、休憩までの1時間の長さは、
自分にとっては、
いい意味でも悪い意味でも、
貴重な体験となってます。


(まだ続きます)
プロフィール

Shinji

Author:Shinji
聴き方アドバイザー。なかなか自分のことを話す機会がない人たちの話を聴いていると、ある人は涙を流し、ある人は怒りだし、でも、最後にはしばらくだまって、本当の自分を受け入れだす人をみて感激します。人は皆、それぞれの小さな物語を持っていて、自分の存在意義を、人のことも自分のこともよく聴くことで気づくんだと感じています。企業で20年以上、様々な研修や人材開発に携わってます。人を育てることは、自分自身を育てることと同義だとつくづく感じております。私のつたない経験が、これから人を育成する方々に、そして、少しずつでも自分自身を受け入れながら、勇気を持って自分の人生を歩んでいきたいと思っている方々の人生に、少しでもたしになればこんなに嬉しいことは無いと思っています。薬剤師。TMA公認カウンセラー。

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